♪再録・魔法の藤本陽一

2024年2月15日(木)
【正直なところ、僕は「歌の力」に少々疑問を感じています。というか、あんまり信じていません。(2014/11)】

歌番組で「昭和VS平成」の企画が当たり前のようになりました。「昭和VS平成」といっても平成とVSされる昭和は終わりがけの25年ぶん程度の量で、僕はその配分が気に入りません。平成がまだ25年ぶん程度しかないので、昭和も年数で均等に配分したつもりなのでしょうか?それはともかく、それらの番組で「いつの時代にも歌は私たちのそばにいて、人生を励ましてくれています」的なMCをわりとよく聞きます。そして「歌の力」という言葉が強調されます。

物心ついてから今日(こんにち)までの僕の記憶では、世間で「CDが売れなくなった」と言われるようになった後に「歌の力」と言い始めたと思います。この世では、実際とは逆の事を言って取り繕う場合があります。例えば「早く買わないと残りが少ないよ」となどと言っておきながら沢山売れ残っていたり、「いやぁ、そんなにお金ありませんから」などと言っておきながら山のような貯金があったりします。なんだかこれに似ている気がしてならないのです。歌に力があるのであれば「歌には力があるんですよ〜」ということをそれほど強調する必要がないように思うのです。

そもそも、実際のところ「歌の力」というのは、どんな力なのでしょうか?人生を励ましてくれる力なのでしょうか?誰が歌っても力があるのか、歌う人によって力を持つのか、「力がある=売れる歌」のか、どうなんでしょうか?

僕は、このようにはっきりしないにもかかわらず強調される「歌の力」という表現に少々疑問を感じています。というか、あんまり信じていません。

もしかしたら、大して力のない歌を力があると思わせ、聴き手もそう思わないといけないような洗脳状態にあるのでしょうか?力があるのかどうか怪しいから特典などの二次的な価値を付けて売っているのではないか、と勘繰ってさえしまいます。これは、何かに気付かれては困る誰かが立てた何らかの作戦なのでしょうか?

僕が今感じているような疑問だらけの「力」は、僕の歌にはありませんし、あって欲しいとも思いません。

ではCDやレコードが売れていた時代の歌には「力」があったのか、それらの歌はいつの時代にも通用するのか、そのことについても考えてみたのですが、これについては来月書きます。


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