2021年6月15日(火) 【ええメロ。(2018/04)】 ロッド・スチュワートの「セイリング」という名曲があります。サビもへったくれもなく、ただただAメロが延々続く歌です。 この歌をご存知ない方が「さぞやつまらない歌だろうな」と思われたとしたら、それは僕の文章力に問題があるのだと思います。 メジャーで売れる歌というのは、恐らく業界の人が長年培ったセオリーみたいなものがあって、それに乗っ取って創られているのではないかと思っています。 例えば曲のコード進行にしても「なごり雪」や「レット・イット・ビー」など、名曲は同じコード進行であると言われます。そこで同じコード進行で名曲が書けないかトライしてみよう、ということはあると思います。 それに、昔はAメロとBメロだけで曲が成立していたのに、時代を追うごとに曲のバリエーションを増やすためCメロがついたりして、曲が複雑になっていきます。 しかし僕は、そのセオリーみたいなものが音楽の自由度を下げてしまっているようにも思います。しかも、そのセオリーらしきものがありながら、年間にデビューするアーティストの一握りも残らないのは一体どういうことなのか?だったらそういうものは無くしてしまえばいいや、という発想にはならないのでしょうね、きっと。 そして、たまにセオリーに乗っ取っていない歌が大当たりすると、音楽評論家っぽい人が何か尤もらしい後付けの理由をつけて分析っぽいことをします。 今、新しい曲で「セイリング」みたいなことをやるとしたら、これを僕がやるとおっさんの懐古趣味になるのですが、若い人が一周回って新しいものを作ってくれないものかと思う今日このごろであります。 [コメントする] [更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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