♪再録・魔法の藤本陽一

2018年8月14日(火)
【フィッシュ・アンド・チップスのチップスがクリスプだったとしても、分かりやすくするためならばそれは素敵なことに違いありません。(2013/10)】

イギリスの料理にフィッシュ・アンド・チップスというのがあります。フィッシュは魚のフライのことなのですが、「チップス」は日本の日常で言うところのフライドポテトにあたります。15年前に一度だけロンドンに行ったことがあり実際に食べてみましたが、どの店も「チップス」はフライドポテトでした。では、日本でいうチップスは何と呼ぶのかというと「クリスプ」なのだそうです。

先日行ったお店のメニューにフィッシュ・アンド・チップスがあって、それを頼んでみたところ、フィッシュ・アンド・「クリスプ」が出てきました。そういうアレンジが施されたものを見るのは初めてだったので一瞬驚きました。しかし「本場のフィッシュ・アンド・チップスはこういうものではなくて…」と、誰よりも言いそうな僕が(そもそも本場の人を差し置いて言うも言わないもないのですが)そう思わなかったのもまたちょっとした驚きなのですが、とても美味しかったのでむしろなんだか嬉しくなりました。

日本で「チップス」といえば、というイメージに基づいて「クリスプ」にした方が分かりやすいと思ったのではないか、と推測します。

僕は、イギリスのいわゆるブリティッシュ・ロック(最近のものはUKロックと呼ばれるようです)が好きですが、自分の作る音楽が本場の音楽と同じ雰囲気を出せているとは思っていません。演奏のスタイルや発想のひねくれ具合をお手本にしているつもり(というよりはただ真似ている)ですが、まずは日本人にとって分かりやすいことが大切だと思っています。

もし、何かの縁でイギリス人が僕のフィッシュ・アンド・チップスを味わうことがあれば「このフィッシュ・アンド・クリスプは悪くない。なかなか面白い味だ。」と思ってくれたとしたら、それでじゅうぶんに幸せです。いや、じゅうぶんなんてものではないに違いありません。


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