♪月刊・魔法の藤本陽一

2017年2月1日(水)
【2月のお題・トリよりトップ】

2月になりました。

今年は酉年である、というのはお正月には意識こそすれども、もう今の時期にはわりとどうでもよくなっていたりしないでしょうか。

今回は干支の酉ではなく、ライブの出演順のトリと、トップについて考えてみます。

ライブの出演順で僕がトップを頼まれる時、頼む側が申し訳なさそうにしていることがあります。実績のあるベテランは最後に登場するものだ、という暗黙の了解があるようなのですが、僕はただ長くやっているおっさんだというだけであって、特に実績はないのに「トリじゃなくてすいません」みたいに言われることがあります。

トップが出演する時間帯は、まだお客さんが少ないということもあって頼むのに気が引けるのかも知れません。お客さんが増えてくる時間帯に出演することで、より多くのお客さんに観て貰えるというメリットは確かにあります。しかし、それは僕自身の動員力がもし凄まじければ心配いらないことです。それに、僕はトップを受け持つことにやりがいを感じます。

何故かというと、トップが良いステージをやれるかどうかで、その日のライブ全体がどういう流れになるかが決まると思うからです。トップがヘボかったら、今日のライブは1日こんな感じで進むのかぁ、というマイナスな印象をお客さんに与えかねません。逆にトップがすごく良かったら今日のライブは楽しくなりそうだ、という期待を持って貰えるでしょう。つまり、その日のライブをどっちへ持って行くかはトップの力量次第ということではないでしょうか。

自分の力量を試されるという意味で、僕はトップを任されるのが凄く好きです。実績を積み上げてきたベテランさんも、たまにはトップを取ってみてはいかがでしょうか。トップにしか味わえない達成感がきっとありますよ。


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