♪月刊・魔法の藤本陽一

2017年6月1日(木)
【6月のお題・どこまでを機械に任せるか?】
男子が自動車免許を取るのにオートマ限定は恥ずかしい、という風潮があります。男子たるものそんな便利な物に頼らず、マニュアル車で人間の能力・技術で勝負するべきである、という美学なのでしょうか。

でも、今では世の中の自家用車はほとんどがオートマだと聞きます。

僕は長いこと自動車免許を持っていなかったのですが、奥さんが病気になったときにタクシーで病院に連れていったことをきっかけに自動車免許を取ることにしました。僕は男の美学も何も持っていなくて、家のオートマ車が運転出来ればいいので割り切ってオートマ限定の免許を取りました。

ところで、楽器のチューニングにはチューナーがあれば本人の音感はそんなに良くなくても出来ます。また、リズム感が悪ければ録音してからリズムを整えてくれる機械もあります。チューナーに関しては少なくとも僕の周りではほとんどの人が使っていて、自動車で言えばオートマみたいなものだ、といったところでしょうか。

しかし、最近はそれどころではなく自動ブレーキや自動運転までが開発されています。このへんがリズムを整えてくれる機械に相当するでしょうか。

しかし、人間が機械の能力を頼りにしているのは自動車の世界だけではないようです。いや、頼りにというより人間の能力に取って変わろうとさえしています。例えば人工知能が将棋で人間に勝ったりします。これはもう人間の能力を追い越し始めている訳です。

これらは論理的思考力の世界です。機械に関しては感情についてどこまで開発が進んでいるか僕は知らないのですが、人工知能が人間を泣かせるバラードを書ける日も、そう遠くはないのかも知れません。

チューナーくらいはまだかわいいものかも知れませんが、人工知能の書いたバラードに人工知能が涙するようになったら、もう人間のつけ入る隙もなくなってしまいます。やっぱり男の美学は失わない方がいいのでしょうか?

ちなみに、自動車に関しては男の美学を持っていなかったおかげで、僕は危険予測講習はオートマ限定の免許を取る女子大生と一緒に受けました♪


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