2018年6月1日(金) 【6月のお題・シール収集家】 それなりの年数ライブをやってきた身の上として、僕には「ライブとはシールを綺麗に剥がすようなものだ」という信条があります。 毎度書きますが、僕が出演するライブは対バン形式といって、複数の出演者が合同で行うライブであることがほとんどです。つまり、お客さんは全員が全員僕目当てではありません。僕は、その目当てではないお客さんをどれだ惹きつけられるかをやりがいとしています。そして、目当てではないお客さんも盛り上がっているという光景を目当てのお客さんに見せて一緒に盛り上がってもらうことをやりがいとしています。 目当てでないお客さんとは、ある意味探り合いになります。1曲目からいきなり盛り上がることもあれば、そうでないこともあります。一気にシールを剥がせることもあれば、少し時間をかけて慎重に破れないように剥がす必要があることもあります。しかし、持ち時間は決まっているので、その中で綺麗に剥がさなければいけません。このシールはそもそも剥がれにくいのか、部分的には剥がれやすいところがあるのか、お客さんの反応を見ながらライブを進めていきます。 最後の曲が終わったときにはシールは剥がれていて、「お客さんの反応が良い=きれいなシール」ということになります。このシールは『ライブ日記』という形で収集されていきます。もう結構な量集まりました。しばしば読み返して、今後のシール剥がし作戦の参考にしています。 僕はライブには経験からの公式は生まれないと思っていますが、それでも、収集してきたという事実に何となく誇りを持てる気がしていて、その誇りが今の自分のライブ活動を支えているのだと思っています。 [コメントする] [更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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