2018年12月1日(土) 【12月のお題・真の信頼関係とは】 あるジャズピアニストの話なのですが、ステージに出てきてピアノの前に座ったところ、しばらくしてピアノの蓋を閉めて帰ったのだそうです。すると観客は「名人の調子悪い日が観れた」と拍手した、という話でした。 ライブでミスがあるとライブだなぁ、さすが口パクじゃないなぁ、生だなぁと思うことがありますが、それの延長線上にあるのがピアノの蓋を閉めて帰るということになるのでしょうか。 それによってお客さんへ返金があったのか、ピアニストはギャラを払って貰えたのか、呼び屋さんは怒り狂わなかったのか、気になるところではありますが、ライブとして成立したかしていないかと言えば、これは成立していることになるのでしょう。 帰ってしまってお客さんは怒るどころか拍手をした、つまりそれはお客さんと演者の信頼関係ということになるのでしょう。一見さん相手のライブで帰ったりしたら、お店の出入り禁止を食らうに違いありません。いえ、固定客を持っている演者でも、拍手を貰うなどそうそうないでしょう。 信頼関係を築けるということは、普段から相当に腕を磨いて常に一定以上の質の歌と演奏を届けられる状態にないといけません。 僕は、登場するなりギターを置いて帰る、ということは恐らくしませんが、気持ちの上では、もし帰ったらお客さんが拍手してくれるような、お客さんと信頼関係の築ける演者でいたいと思います。 [コメントする] [更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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