2019年1月4日(金) 【1月のお題・コピーはええよん(年始からベタですいません)】 昨年末、久しぶりにコピー曲でライブを行ってみました。歌詞を紙に書き出してレコードまたはCDを聴きながらコード(和音)を耳で拾っていく作業はとても新鮮で楽しかったです。そして、若いころにコピーした時には聴こえなかった音が分かるようになったりして、それが嬉しくとても有意義でした。 コピーというものは、いろいろな演じ方・聴き方が出来ます。 「コピー」と「カバー」はどう違うのか…僕は、自分という肉体を使って原曲を再現するのが「コピー」で、原曲を借りて自分を表現するのが「カバー」だ、と位置付けています。そこにはそれぞれの難しさがあるのですが、コピーは原曲を知っているお客さんが、そのそっくり度を味わうという聴き方が出来ます。そして、原曲を知らないお客さんが「原曲を聴いてみたいな」と思うかも知れない…そんな期待もあります。 昔、福岡の中洲にある出会い橋というところで、ある著名なロックンローラーの名バラードを歌っていたら、立ち止まって聴いて下さった方から「今歌っていた歌を結婚式で使いたいから誰の何という歌か教えて欲しい」と言われたことがありました。これは本当に嬉しかったです。僕は、スタンダードナンバーでも何でも歌いこなせる、所謂シンガー/ボーカリストではないのですが、そんな僕が歌の良さを伝えることが出来たという充実感を味わえた貴重な出来事でした。それは、今考えてみると自作曲が受け容れられる時とは違う種類の充実感でした。 冒頭に述べました年末のライブの反応は上々でした。そして、ふと出会い橋のことを思い出しました。 もしかすると、この経験は自作曲を歌う際の表現力にも影響を与えるのかも知れませんが、もしそうなら儲けものです。でも、それは置いといても僕に既成曲の良さを伝えることが出来るなら、時々はコピーをやろうと思いました。 そんなわけで、これからの藤本陽一は今までの2倍楽しめます。本年もどうぞよろしくお願い致します。 [コメントする] [更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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