2019年4月1日(月) 【4月のお題・散ってこそ初期衝動】 桜の季節ですね♪ そんな訳で今月は「初期衝動」について語ってみます。 初期衝動とは、なかなか上手く説明できないのですが、音楽を初めて演奏した時の快感や、表現者が初めて表現に至った際の動機のようなものだと思って下さい。「初心」に似ていますが、似て非なるものです。 大体は思春期にもっとも脂が乗っているのが初期衝動だ、と言ってもいいでしょう。 僕の捉え方だと、初期衝動とは若い頃にしかない輝きのようなもので、歳を取ってもそれを持ち続けることは不可能なものです。 しかし、近頃は大人になってもロックを続ける人が多いです。 けれども、やっぱり大人になると大人になったなりのロックをやることになります。そうでないと、というか、それしか出来ないのです。 それでも初期衝動は忘れたくない、というのがロッカーさん達の想いではないでしょうか。 しかし、少なくとも僕がいま初期衝動だと思っているものは初期衝動への憧れなのだと思います。 もし僕に真の初期衝動を表現出来る時期があったとしたら、もうとっくに音楽を止めているか死んでいるかでないと成立しない筈です。 桜は散っていく儚さも含めて美しいものです。 来年になるとまた桜は咲きますが、それは今年の桜ではありません。僕の桜は一度きりです。あとは毎年の桜に憧れながら、のうのうと生きるのみです。その方がロッカーとして嘘がないように思います。 [コメントする] [更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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