2021年8月1日(日) 【8月のお題・メロディと歌詞の、高次元の話。】 たまに「歌を作る時は曲が先ですか、歌詞が先ですか?」と訊かれることがあります。 これは愚問です。 歌というものは、そういう次元のものではありません。 確かに、物理的にはどちらかを先に書くことが多いでしょう。しかし僕は、その物理的なものさえ決まっていません。ある時は歌詞から先に思い付くし、またある時は曲から先に思い付くこともあります。たまにほぼ同時に一気に出来上がることもあります。 ただ、本質的なことを言えば、その物理的な3つのパターンは、どれも同じなのです。 「歌詞を先に書く」と言っても、言わば歌詞が持っているメロディを探し当てるのであり、「曲を先に書く」と言うのはメロディが持っている言葉を探し当てることに他ならないのです。つまり、元々あるものを探すという作業なのです。 僕の場合、もう長いこと歌詞が見つからないメロディ、長いことメロディが見つからない歌詞というものがあって、歌詞が見つかるまで10年以上かかったものもあります。 でも、元々ある筈のものだから必ず見つかる筈なのです。「作って」いるうちはまだまだです。 えっ!? クラシックの有名な「野ばら」という曲は、同じ歌詞に別々な作曲家が別々なメロディをつけているじゃないか、って? まあいいじゃないですか、そんなカタイこと言わなくても…(笑) [コメントする] [更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |