♪月刊・魔法の藤本陽一

2023年9月1日(金)
【9月のお題・え〜っ!?】

ギターのチューニングの基本となるA(ドレミファソラシドでいうラ)の音は、440ヘルツという周波数である。

ということになっておる。

市販されている、或いはアプリのチューナーも440ヘルツが基準でござる。

拙者は、以前にも書き申したが、このチューナーという奴が大嫌いで、音叉という超アナログなものを使っておる。音叉とは何か?基準となる音が出る棒のようなもので、その音とギターの音を聴き比べながらチューニングするでござる。

そんな不便なものを使わずとも、チューナーでLEDランプが灯るまでペグ(弦を巻き上げる部品)を回せばいいじゃないか!

なんだと?貴様!

大体、音を目で合わせようという了見が気に入らない!貴様は味見せずに人様に料理を出すというのか?

それに、A=440ヘルツしかない、と思っておる奴が多い。現代のチューナーは442ヘルツとか438ヘルツとかに切り替えられるものもある。そういうことも知らずに「このチューナーは壊れておるのか?」と不思議がっていた愚か者をみたことがあるぞ。

クラシックの世界では、Aは440ヘルツとは限らぬ。442ヘルツであることもあれば、444ヘルツであることもある。それによって音楽は様々な表情を豊かに表現出来た良い時代でござった。ああ、16世紀が懐かしい。

昔はロックもAは440ヘルツとは限らなかった。なのに、なんだこのザマは。

そもそも、貴様らはピアノ、キーボードに合わせて演奏したことがあるか?簡単にチューニングを変えられないピアノと合わせるなら、ピアノの音とギターの音を耳で聴き比べねばならぬ。そんなこともせず、チューナーなんぞでさっさとチューニングをしてオレはミュージシャンだぜイェイ!等と申すのは愚の骨頂であるぞ。

シンセサイザー、その他キーボード類でも、よく聴くと必ずしも440ヘルツできちっと合わせてない場合がある。そのようなキーボードを持ち寄って演奏されると拙者は音のズレで、嫌味ではなく気分が悪くなる。

いいか、貴様ら!

A=440ヘルツ、そしてチューナーを信じすぎてはならぬ!

音を創る者ならば、己の耳を鍛え、そして信じよ!

では、拙者は先を急ぐ故、これにて失礼致す。またどこかで会おうぞ。


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