♪月刊・魔法の藤本陽一

2024年1月4日(木)
【1月のお題・裏切り者のメロディ(それは背信!?)】
今年もよろしくお願いします。

ホーム画面に書いた通り、ついに有料配信に手を出すことにしました。2024年1月20日(土)14時30分から15時30まで1時間の予定です。料金は¥2,400です。ホーム画面メニューの「corom(コロム)有料配信サイト)」からアクセスしてください。※coromアプリのインストールが必要です。

さて、この有料配信というものですが、皆さんどう思いますか?

実際に会場へ行くのと比べてみましょう。

まず、料金面から行くと圧倒的に配信の方が安く済みます。会場へ行く交通費+入場料+ドリンク代+打ち上げ、まで考えると¥2,400では済みません。一見高いように思えますが、非常にリーズナブルです(←自分で言うか)。

次に、遠くの人にも観て貰えるという点でも配信は便利です。ツアーをする人(たち)もいますが、そこまで費用をかけられない場合は非常に有効な手段です。

しかし、ここが一番のポイントなのですが、「生」の空気というものがあります。これに触れることにお金をかけることを惜しまない人にとっては、配信がなんぼのもんじゃい、家でパソコン見ながら缶ビールなんか飲んで何が楽しいんじゃい、と思うのではないでしょうか。

僕もそういう意味では配信については懐疑的でした。というか、です。

ただ、コロナがまだ5類ではなかった頃、我々はしばらくの間なかなか「生」を味わう機会がありませんでした。食べ物も宅配サービスが流行しました。ついでに言うと、混乱の中で本性を表した奴らもいて、人間どうしの関係は多少おかしくなりました。

宅配サービスは今も、登場時ほどではないにせよ、完全にはなくなっていません。ライブの在り方も、コロナ前の、完全に元通りになったでしょうか?

ついでに言うと、こうして多少おかしくなった人間どうしの関係は、コロナ前の、完全に元通りになったでしょうか?

そこで有料配信です。

僕の歌に「自家用戦車」というのがありますが、これは将来一家に一台戦車を持つ時代がやって来るという歌で、人々は地下シェルターで暮らしています。

そのような状況では、ライブを「楽しむ」には配信しかないかも知れません。そして、それは近未来に本当にやってくる世界かも知れません。

配信が完全に生に取って代わる日が来るのは、それは流石にないよ、と思いたいのですが、さてそれは果たしてどうでしょうか?気が早いかも知れませんが、僕は今のうちに「地下シェルターからライブをお送りする予行演習」をやっておこうと思います。

もちろん、再び地上に戻って来れると信じながら。


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