♪月刊・魔法の藤本陽一

2024年2月1日(木)
【2月のお題・緊張の冬。】

先日対バンした人が「初めての店に出るのは緊張する」と言っていました。

まあ、これは言葉のアヤだと思うのですが、何度も出ている店なら緊張しない、ということではないでしょう。もし、そうならそれは大問題です。僕はどれだけ出ている店であろうが毎回緊張します。

…と、思っていました。

しかし、先月初めて出たお店では、僕は大変緊張していたようなのです。

何故他人事のように書くかというと、自分では緊張しているつもりがないからです。これは周りからどう見えるかがすべてなのですが、実は自分でも客観的に分かるひとつの目安があるということを発見しました。

「ウインドミル奏法」という奏法があります。これは、ザ・フーというイギリスのバンドのギターの人がやっているのですが、僕はそれを真似しています。具体的にどういう奏法か興味のある方は調べてみて下さい。

で、そのウインドミル奏法をする時、怪我をする時としない時があります。これまでを振り返ってみると、怪我がない時は大抵堂々とやれていて、怪我をする時は緊張しているようなのです。

その先月初めて出たお店では、ギターのピックガードに血が飛ぶほどの怪我をしていました。しかも、今まで右手の小指から流血したことは一度もなかったのに、爪まで真っ赤になっていました。やっぱり初めての店に出るのは緊張する、のでしょうか。

冒頭に述べた、対バンした人に、本当は「初めての店だから緊張するようじゃまだまだだな。俺なんかいつでも緊張するぞ。」と、上からものを言ってやろうかと思っていたのですが、言えなくなりました。

つまり、何度も出ているお店と初めてのお店でそんなに差があるようではダメだということなのです。やっぱり慣れてナメてしまうのかな?

人前で何かやろうという時に緊張するというのは、僕は当たり前だと思っていて、それは真面目に一生懸命やろうという証なのだと思っています。人前で平気で歌ったり出来るという人がいたら、それはファミレスで大声出してらっしゃるお子様と大して変わらない精神性だと考えていいはずです。

そんな訳で、「初めての店に出るのは緊張する」という言葉から、僕は今回もう一度基本に立ち返ってみる必要があるということを教えられました。

ありがとう、redbison(←対バンした人の源氏名)。


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