2024年3月1日(金) 【3月のお題・イメージのダメージ】 そういえば30年ほど前に買った中古レコードのジャケットと中身が違っていたなぁ。 冬の寒い日には、急にそんなことを思い出したりするものです。 ピンク・フロイドの『神秘』というアルバムを買った(つもりだった)のですが、レコードを出してみると「見本盤 ルネッサンス」と書いてある。なんじゃこりゃ??ルネッサンスというのが、どうやらバンド名らしい。 中古屋さんに持って行って「正しい中身と変えてください」と言ったのですが、中古屋のおじさんは「買い取った時によく確かめなかったのでしょう、間違っていることに気付きませんでした。返金しましょう。」と答えました。 しかし、僕は「いえ、それはそれで面白そうだからやっぱりこのまま持って帰ります。」と言って持ち帰ることにしました。 あれから30年。 初めてまともにそのレコードを聴いてみました。これがどこの国のどんなバンドなのか、全く情報がないままに。 いや、30年前と違って今はネットですぐに調べられるのですが、僕は敢えて調べることはせず、先にレコードを聴いてみることにしたのです。30年前に戻るような気持ちで。 ルネッサンスは、とても衝撃的な音楽でした。そこで、本当はどんなジャケットなのかをネットで調べることにしました。ジャケットデザインも、切ないというか、何というか衝撃的なものでした。ここでようやく中身と外側が一致した訳です。 しかし暫くの間、間違って買ったピンク・フロイドのジャケットがルネッサンスの音楽と結びついていました。これを解くのが若干厄介でした。 所謂「名前と顔が一致しない」状態ですね。「名前と顔を間違えている」と言った方が良いかな?大昔にクイーンを最初にラジオで聴いて、レコードを買ってきて「実はこんな顔の人がこの美声なんだ!」とショックを受けた、なんて笑い話もありましたが。 イメージって大切だな、と今更のように思います。 そんなこんなでルネッサンスはとても好きになったのでもう少し他のアルバムも聴いてみようかと思います。 けど、次に中古屋に行って中身がピンク・フロイドだった、ってことはないだろうな? [コメントする] [更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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