♪月刊・魔法の藤本陽一

2016年9月1日(木)
【9月のお題・オレ以外の凄い奴】

僕が出演するライブというものは、企画者がいてテーマを決めて出演者を決めることもあれば、ライブハウス側の都合と出演者側の都合でその日が空いている人たちが集まるライブがある、ということを以前に書いたことがありますが、先月、後者にあたるライブに出演した時に感心する出演者に出会いました。

「ライブハウス側の都合と出演者側の都合でその日が空いている人たちが集まるライブ」というのは、言わば特にテーマがない訳ですが、僕はそんな時でもその日の出演者全員のリハーサルを必ず観るようにしています。どんな音楽をやる人たちなのかをまず知りたいからです。それに、どの出演者は出番が何番目なのかも知りたいし、その流れで自分の出番では何をすれば良いかということも考えたいからです。曲は前もって決めてはいるのですが、どんな気持ちで歌うのか、どういうMCをするべきかを考えます。

そこまで考えてライブをやる凄い奴なんてオレ以外に誰もいやしないだろう、どうだ、ザマみろ、と思っていました。これまでは。

そこで、冒頭の文に戻るのですが、先月出演したライブで感心する出演者に出会ったのです。
彼らはバンドだったのですが、ライブの数日前から僕のツイッターをフォローしてきました。更に、当日出演が出来なくなった人がいて代わりに誰が出る、というところまで調べてライブ告知をしていました。
ライブの当日に話を聞いてみると、「共演する人たちの情報は必ず事前に調べている」ということでした。

これは見習わなければ、と思いました。

特にテーマがないライブでも・・・いや、テーマがないからこそ、その日のライブで有意義に演じる意味を見つける為だ、と言って良いほど大事なことではないでしょうか。

欲を言えば、彼らを目当てに来るお客さんがもっと早めに来てくれて僕の出番も観て貰えたらなぁ、とも思いますが、僕自身がもっとたくさんお客さんを呼んで彼らを観せたかったなぁ、とも思いました。

彼らと一緒に出演することは、もうないかも知れませんが、今回は良い勉強になりました。

それから、早い時間に来ていた彼らのお客さんの僕に対する反応が結構良かったのが印象的でした。どうやら若いお客さんにもまだ通用するみたいで、少しホッとしたし、とても嬉しかったです。



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