♪月刊・魔法の藤本陽一

2016年10月1日(土)
【10月のお題・MC大作戦】

本当に良い曲は飾らずともそれだけで通用する、かどうかは人によって考えがそれぞれだと思いますが、僕はそれだけでは通用しないと考えている人間です。

僕の友達で「みんながよく知っている曲を聴くのと違って、その人のオリジナルを聴くのは構えてしまう」と言った人がいます。確かに大いにごもっともだと思います。ライブハウスへ通い慣れている人は、歌い手さんのオリジナルを聴く姿勢でいるのが当たり前だと思いますが、僕はそうではない聴き手の人にもいかにアピールできるか、というところを考えてライブを行っています。

そこで、ひとつの作戦としてMCを、という話になります。

どういうことかと言うと、良い曲というだけでは伝わらないので、聴き手の「構えた」心を開くという意味でMCを練りに練ります。しかも、だだ「練りに練りました!どうです?MC面白いでしょう?」みたいな姿勢ではいけません。構えた心を開いて貰うには相手にある意味油断して貰う必要があります。それにはまず自分が先に油断している必要があります。この「油断」の極意ついては機密事項なので詳細を書くこと控えさせて頂きますが、開いて貰えた心にゆっくりと曲を注ぎ込むことで聴き手の方に曲を受け容れて貰えれば、という姿勢でライブに取り組んでいる、ということです。

僕は自分の書いた曲の良さには絶対的な自信がありますが、その一方で曲なんてどうでもいいとも思っています。どうでもいい、というのは誤解を生む表現かも知れませんが、冒頭に書いたように、良い曲がそれだけで通用するとは思っていないので、曲が良いということにはあまり執着していません。

もちろん、演奏だけで聴き手を圧倒するほどの人であればMCなんぞ必要はないのでしょう。意識的に喋らない、という姿勢は「喋らないMC」という考え方が出来ます。

いちばん言わないで欲しいのは「MC苦手なんで…」みたいな言い訳的なMCです。これを言っている人は、これ以降は、どうぞ言わないでください。

僕なんてどちらかというと歌とギターの方が苦手です!


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