2020年4月1日(水) 【4月のお題・作品をどのタイミングで発表するかは恋愛の告白に似ている?】 「完成度」という言葉があります。絵画、文章、詩など表現物だけでなく、製品などでもよく使いますね。音楽でも同じように「完成度」ということを言うことがあります。 さて、何をもって「完成度」とするのか?それそのものが難しいのですが、例えば「作り手が納得出来る」と言い換えましょうか。しかし、何をもって「納得」とするのかもやはり難しい。 そこで、人は「やり直し」「手直し」「作り直し」というものをやります。しかしこれはやり出すとキリがありません。 僕の知っていた人でアルバムを作るのに6年ほど録り直しに次ぐ録り直しを重ねた人がいたのですが、その割に大したものが出来ないのです。それが才能の限界と言えばそうかも知れません。 また、昔やっていたバンドで「ギターアレンジの納得のいくものが出来ない」と言って、2週間経っても3週間経っても持ってこない奴がいました。だいたい1週間以内で持ってこないとそいつはやる気がないか才能がないかのどちらかでしょう。 僕が自画自賛している『GO!GO!シモマツカツト!』というアルバムは、僕自身非常に「納得」しています。殆どの曲は2テイク以内で録り終えました。多分、もっと録り直せばもっと音程が確かな歌や演奏は出来たでしょう。しかし、キリがなくなります。そうするとどうなるかと言うと、いつまで経っても世に出せないし、ひいては世に出るタイミングを失いかねません。 好きな人に告白するのに躊躇しすぎるとそのうち誰か他の人に持っていかれるかも知れないし、もしかしたら相手も自分を好きなのかも知れないのに、あまりにも何も言ってこないから冷めてしまい、今頃言われても…なんていうこともあるかも知れません。それに似ています。 告白には完成度という概念はないのでしょうが、タイミングというものは大事だし、曲で言えば世に出すタイミングが合うのが完成度だと言ってもいいと僕は思います。 そこで、今度は、何を持って「世に出すタイミングが合う」のかと言うと…という話になるのですが、これも難しい。 でも、告白も「今だ!」というのは理屈ではないと思います。それと同じです。 [コメントする] [更新通知] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
w友達に教えるw [編集] 無料ホームページ作成は@peps! |