この地域にも、ついにお産の危機がやってきました。

群馬県利根沼田地域(片品村・川場村・昭和村・みなかみ町・沼田市)の医師不足が深刻化しています。

利根沼田には現在出産施設が2つあります。
しかし、そのうちの1つ「利根中央病院」では、今年7月いっぱいで群大病院からの医師派遣がストップされる見込みとのこと。
このままだと今年の8月以降、利根中央病院の産科は閉鎖せざるをえない状況です。

利根中央病院は、現在、群馬県北部に位置する唯一の総合病院であり、唯一24時間産婦人科医師が常駐している出産施設です。
常勤の小児科医とも連携しハイリスク妊婦も積極的に受け入れてきました。
助産師も非常勤含め11名(4月からは常勤がもう1人増えて12名になります)勤務しており、1人1人の母親それぞれに寄り添うケアが実践されています。
私自身も微力ながら、週に数日の短い時間ではありますがこの施設でパート勤務させていただいています。

医師派遣ストップの告知を受けて、院内助産院を立ち上げる動きも出ていますが、院内助産院でのお産はリスクのない産婦さんに限られ、リスクのある産婦さんは産むことはできません。

多くの産婦さんが、遠くの病院まで産みに行かなければならなくなります。
運よくこの地域で出産を迎えられたとしても、お産の途中で緊急事態が起こったら、近くに受け入れてもらえる病院がないのですから、複数の医師がいる市外の大きな病院まで時間をかけて搬送されることになります。

もうすぐ「利根沼田で安心して出産し育児をスタートする」ということが、当たり前でなくなってしまうかもしれません。
そうなれば、これからこの地域の女性たちは、産みたくても産めなくなってしまうのではないでしょうか。
この危機的状況に対して、この地域の女性や母親は、黙って成り行きを見守ることしかできないのでしょうか。

3月に沼田市内でこの問題に関してシンポジウムが開催される予定ですが、このような状況にある事を知らない人もまだまだ沢山いらっしゃるようです。
1人でも多くの方が関心を持ち、この状況が改善されるためには、どんなことが必要なのでしょうか。
それとも、もうどうにもならないことなのでしょうか。

この地域の母親のひとりとして、また助産師のひとりとして、今、とてももどかしい気持ちでいっぱいです。
あけましておめでとうございます。
久しぶりの更新ですべーっだ!

年末気忙しくてアップできなかったのですが
12月16日、主催させていただいている母乳育児サークルで、クリスマス会を行いました。

母の芽ブログ-20111216おしゃべり会

沢山のママ&ベビー&リトルキッズがご参加くださいました音譜

母の芽ブログ-ツリーとリトルキッズたち


自己紹介の後は、フリートークでリスマスケーキをいただきましたアップ
お手伝いいただいた皆さま、参加して下さった皆さま、本当にありがとうございましたドキドキ

昨年は皆さまに支えられた1年でした目感謝ラブラブ
今年もどうぞよろしくお願いしますべーっだ!

6月9日(木)11時~

沼田市横塚町にある「イベントホールきらら」さんにて

ベビーマッサージ体験教室を開催します


詳細はコチラ をご覧ください(^^)


気軽にご参加いただけるベビーマッサージのイベントですので、皆さまからのお申込みをお待ちしております。


【お申し込み・お問い合わせ先】
リフォームショップGEN 0120-65-0704